今日で15週と2日目。
こんにちは、heyheyです。
これを書いているのは3月19日(金)ですが、おそらく来週、僕は社長に長期育休の直談判を行います。
取得したい育休期間は「1年間」。最低でも「半年」です。それ以下はどうしても譲りたくありません。
では、どうしたら会社から長期育休を勝ち取ることができるのか?
ちょうど明日から三連休なので、この間にしっかりと戦略を固めたいと思います。
社長に勝つのではなく、負けないこと
先に断っておくと、社長は決して悪い人ではありません。
むしろ働く姿が格好良くて、スタイルも良くて、こんな大人になりたいなぁと思える素敵な方です。
つい先日、妊娠の報告をしたときなんて、めちゃくちゃ喜んでくれました。
-
【出産176日前】社長に妊娠報告をしたらカウンターを食らいました
今日で14週と6日目。 こんにちは、heyheyです。 今日は、職場の社長にようやく妊娠報告をしたので、その話です。 カウンターってなんだ!?と思いますよね? ...
続きを見る
それでも、ぼくの職場では男性の育休取得率はゼロです。
全社員数が20人もいないので、きっと言い出しづらいのでしょう。
もしかすると、正直に「育休1年ください!」といったらすんなり通るかもしれません。
でも、それを社長の気分に任せたくは無いのです。
自分の人生に必要だと思うものならば、自分の力でつかみ取らないといけません。
そこで、会社(=社長)と戦うことになるのですが、この戦いは「勝ち負け」で決めてはいけないと思います。
「勝つ」というのは相手を打ち負かすこと。
正直、大嫌いな職場だったら、法律と権利を振りかざしてゴリ押しするのもアリかもしれませんが、今回は違います。
過去に転職してきた大企業2社と比べると、職場環境はとても良いです。だから、今後に余計な悪影響は残したくないのです(まあ、話してみてダメ過ぎたら最終手段に出るかもしれませんが笑)。
ということで、直談判における僕のスタンスは「とにかく負けないこと」です。
「負けない」とは、会社に言いくるめられない、安易に譲歩しないといったニュアンスです。
負けないための3つの戦略
じゃあ会社に負けないためにはどうしたら良いか?
格ゲーで言うと、「ライフがゼロにならないためにはどうしたら良いか」で考えると分かりやすい気がします。
(1)ガードを固める
まずは「ガードを固める」ことです。ガードがゆるゆるだと、会社の言い分に簡単に言いくるめられてしまうので。
ガードを固める方法としては以下の2つがあるかと思います。
- ルールを把握する
- 想定問答集を準備する
「1. ルールを把握する」とは、育休の法律内容や、育休に関する会社規則のことです。
そこをちゃんと把握していなかったら、ルールを知らないスポーツと一緒です。
どれだけフィジカルが高かろうと負けてしまいます。
なので、まずは
- 育休の法律内容を知っておく
- 育休の法改正の内容を知っておく
- 会社の育休取得規定を学んでおく
これらをやる必要がありますね。
次に「想定問答集を作る」です。
会社の言い分(=相手の攻撃)が分かっていたら、かわしたり、耐えたりすることができますからね。
ですので、やることは「会社が言ってきそうなことをリストアップして、回答案を作ること」です。
これらをやっておけば、会社のちょっとした言い分にはやられなくなる気がします。
(2)相手の攻撃を鈍らせる
次は「相手の攻撃を鈍らせること」です。
攻撃力を下げてしまえば、ライフが削られにくくなり、倒されるリスクが減ります。
じゃあ、どうすればいいのか?考えられる手段は以下の2つ。
- 会社のために出来ることを提案する
- 育休までなら長時間残業もいとわない姿勢
「会社を良くしたい」と思わない社長はいません。だから、会社を良くするために出来ることが無いかを考えて提案するんです。
例えば「この作業を削減するために、こんなマニュアルを作ります」とか「少ないスタッフで回せるためにこんなツールを考えました」とかです。
もう一つは「育休までなら長時間残業を厭わない」という姿勢を見せることです。
決して会社に嫌がらせをしたいわけでは無い。でも、迷惑はかけてしまうから、育休開始までは出来る限りのことを"会社のために"やりたいと思っている。
こういう姿勢を見せることで、相手の攻撃は鈍るような気がします。
ちなみに、育休までに残業してでも給与を上げておくと、給付金も少し高くなるなので、一石二鳥だったりします(笑)
(3)攻撃を食らっても倒されない
最後の戦略は「攻撃を食らっても倒されない覚悟をもつこと」です。
はい、根性論です。
でも、正直これが一番大切だと思っています。
なぜ長い育休を取りたいのか?
その理由を明確にして、自分の中に落とし込んでおかないと、言葉に重みが無くなって、真剣度が伝わらなくなります。
別に答えなんてなくて、人それぞれの「覚悟を決めた理由」をちゃんと言語化できていればいい。
熱い想いを、決して妥協できない理由を整理して、心の中にため込んでおく。
そうすれば、会社との面談のときに、余計に心が揺れ動かされなくなるかと思います。
ということで、整理するとこんな内容ですね。
- 会社には決して負けない!
- ガードを固める
- 育休の法律、法改正、社内規定を確認する
- 想定問答集を作る
- 相手の攻撃を鈍らせる
- 会社のためになることを提案する
- 育休前まで長時間残業を厭わない姿勢を見せる
- 攻撃を食らっても倒されない
- 覚悟を決める
- なぜ長い育休を取りたいのか言語化する
- ガードを固める
この三連休でしっかりと準備したいと思います。
今日はここまで!
いつも読んでくださり本当にありがとうございます。