出産までを記録

【出産172日前】長い育休を勝ち取るための覚悟とは?

今日で15週と3日目。

 

こんにちは、heyheyです。

 

今日は前回の続き。きたる来週の社長との育休面談に向けて、できることをやっていきます。

↓前回

【出産172日前】長い育休を勝ち取るための覚悟とは?

今日で15週と3日目。   こんにちは、heyheyです。   今日は前回の続き。きたる来週の社長との育休面談に向けて、できることをやっていきます。 ↓前回   前回の内 ...

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前回の内容を整理すると、長い育休を勝ち取るための戦略は以下の通り。

 

【長い育休を勝ち取るための戦略】

  • 会社には決して負けない!
    1. ガードを固める
      • 育休の法律、法改正、社内規定を確認する
      • 想定問答集を作る
    2. 相手の攻撃を鈍らせる
      • 会社のためになることを提案する
      • 育休前まで長時間残業を厭わない姿勢を見せる
    3. 攻撃を食らっても倒されない
      • 覚悟を決める
      • なぜ長い育休を取りたいのか言語化する

1と2はまだ整理できていないので明日以降に。

 

今回は「3.攻撃を食らっても倒されない」について深堀りします。

 

つまりテーマは「覚悟を決める」こと。

 

じゃあ「覚悟を決める」ってどういうことでしょうか?

 

僕なりに分解してみると

 

『覚悟を決める = 最悪な状態になっても心が揺らがないこと』 です。

 

さらに深堀してみると、

  • 最悪な状態って具体的にどんなこと?
  • 心が揺らがないようにするには?

 

この2つの質問に答えられることが「覚悟を決める」ことになると思います。

 

(1)最悪な状態を具体的に考える

育休を社長に相談したときに「最悪な状態」って何でしょうか?

 

思い付くことを片っ端から書いてみます。

 

【長い育休を社長に相談した時の最悪な状態】

  1. ニコニコした社長の表情が曇り、一気に不機嫌になる
  2. そんな事をされたら仕事が回らないから考え直してくれ!と言われる
  3. どうしてそんなに必要なんだ?と理由を問い詰められ、「それならもっと短くても良くないか?」と提案される
  4. 代わりの人を採用するのが間に合わないからもっと短くしてくれ!と言われる
  5. 回答を保留にされて上司・同僚に手回しされて考え直しを迫られる
  6. 要望を叶えたい気持ちは山々だが、どうしても出来ないんだ、すまない。と断られる
  7. そんな余裕はうちには無い!戻ってこれなくなるかもしれないよ?と暗に退職を勧められる

 

・・・うん、そうですね。

 

想像力を働かせて書いてみましたが、どれも実際にあり得そうで怖いです。

 

むしろ面と向かってバトルする方が分かりやすくて、逆に共感するフリをして最終的に断られる方が嫌ですね・・・。

 

そして、本当の本当に最悪なのが「退職を迫られること」。

 

流石にここまでは無いかもしれませんが、男性社員が長い育休を取るのは初めてなので、討論が激化してこうなる可能性は否定しきれません。

 

(2)何が起きても心が揺らがないようにするには?

さて、長い育休を社長に相談したときの「最悪な状態」を具体的に想像したところで、次に進みます。

 

最悪な状態が起きたとしても、心が動かないようにするにはどうしたら良いか?

 

それは「育休を取る目的を深堀りしまくる」ことに他なりません。

 

なぜそんなに育休を取りたいのか?そう思ったエピソードは?原体験は?

 

それらを掘り起こし、言語化することで「理論武装」ならぬ「精神武装」が出来ると思います。

 

Q1.長い育休をなぜそんなに取りたいのか?

この質問に深く深く答えていくために、ひたすら書きなぐっていくので長文になるかもしれません。ご了承下さい。

 

「長い育休をなぜそんなに取りたいのか?」

 

それは『自分の子供が0~1歳までの間はこの瞬間しか体験できないから』です。

 

人生100年時代と言われようが、この世に生を受けた瞬間が世話をするのが一番大変で、一番大きな変化を感じられるのがこの0~1歳の時です。

 

また、妻が一番大変で不安でツラいのもこの時期です。

 

初めての出産、死ぬ思いでやり遂げた出産、そして未経験の子育て。頭が座っておらず、大切なのにとても繊細な存在。

 

大切に扱わないといけないけれど、不安がいっぱいで、体力も少ないから限度がある。そのバランスが分からない。

 

隣で相談できる人が欲しい。重要な判断を全て自分だけで決めたくない。大変さを分かち合う人が欲しい。

 

長年一緒に暮らしてきたからこそ、僕の妻さんならそう考えるだろうと容易に想像つきます。

 

もちろん妻の実家に任せるという判断もあるでしょう。

 

それでも、だからといって、二人の大切な子供の世話を、妻だけにさせていい理由にはなりません。

 

 

 

他にも理由があります。

 

仮に、一番過酷な0~1歳のときの世話を妻がほとんど行ったとします。

 

そのとき、妻はたくさん悩みつつも多くの経験を積んで、子育てのレベルを強制的に上げていきます。

 

そのあと、僕が仕事の合間に子育てを手伝おうとすると、僕の子育てレベルは低い状態なので、妻はイライラすることでしょう。

 

妻にイライラされると僕も子育てに意欲的になれず「子育てレベルの格差」が拡大してしまいます。

 

すると、「子育ては妻、仕事は夫」という形に固まってしまって、今後の人生の自由度が狭くなります。

 

妻だって子育て以外にもやりたいことがあるに決まっています。その「妻の可能性」を奪ってしまうことにもなりかねません。

 

僕が最初からしっかり育休を取っていれば、そこから育児に参加できていれば、「二人の子育てレベル」は同じくらいになり、妻が僕に安心して子供を任せていられるようになって、外に活動しやすくなります。

 

まあ、うちの妻さんがそこまで外へ活動したい性格かは微妙ですが(笑)、「活動しようと思ったらできること」と「活動したくてもできないこと」には大きな違いがあります。

 

幸せな人生を得るには「自由度」が高いことが大切だと思います。

 

また、不幸な人生を避けるには「困難に対して柔軟に対応できること」が必須です。

 

幸せな人生を生きたい、不幸な人生を避けたい。これは僕の人生の根本的な目的です。他の人に何と言われようと変えたいとは思いません。

 

 

こうして考えてみると、

  • 絶対にこの時でしか見られないわが子の成長を見守りたい
  • 妻が一番不安でツラい状態ときにしっかりと支えてあげたい
  • 人生の自由度を高めて、幸せな人生を歩みたい

 

こんな感じにまとめられそうですね。

 

この自己問答をもう少し続けてみます。

 

Q2.最悪、辞めてもらうことになるかもしれないけど、それでもいいのか?

最悪の最悪、長い育休を社長に相談した結果、こう言われたらどうしよう?

 

「仕事が無いと人生どうしようもなくなる。やっぱり仕事をないがしろに出来ないのでは?」

 

「仕事を無くしたら幸せな人生もなにも無くなるんじゃない?」

 

きっと世間的にはこんなことを言われるのでしょう。

 

それに対して僕はどう思うのか?どう答えるのか?

 

それは、

 

「仕事なんて最悪どうにでもなる。むしろ、幸せな人生を歩むためには、仕事なんてどうにでもできないといけない」 です。

 

一つの職場に縛られることで、人生の大事なことを失ってしまうのでは本末転倒です。

 

リアルなことを言えば僕はまだ34歳。転職しようと思ったら何とでもなる!

 

ぶっちゃけ、会社員に縛られるのは好きではなかったので、これを機に背水の陣で独立を目指すこともありだと思っています。

 

自分の生きたい生き方を貫くこと。

 

これを実行して得られる経験は、きっとこの先、大切なものになるでしょう。

 

だから「職場を去る」と「長い育休を取る」ことを天秤にかけた場合「長い育休を取る」ことに傾くのです。

 

もし仮に社長から「そこまで言われると、最悪、うちの会社にはいられなくなるかもしれんぞ?」と言われたならば

 

「それはとても残念です。残念ですが、それでも大切にしたいことがあるので、仕方がありません。これまで本当にお世話になりました。」

 

と答えることになるのでしょう。

 

人生100年時代。自分はまだ3分の1しか生きておらず、まだまだ3分の2の人生が残っています。

 

その人生をどう生きるかは、何を大切にするか、覚悟をもって何を選ぶかどうかで決まってくると僕は思います。

 

補足:自己防衛のために大切なこと

精神論ばかり書きましたが、リアルな自己防衛手段も大切です。

 

会社(社長)からの最悪の返答を勝手に想像してきましたが、内容によってはパワハラ(もしくはパタハラ)になる可能性もありそうです。

 

なので、自分の立場を守るためにも、面談の時は「録音機を準備しておく」のも大事なように思います(やりすぎですかね・・・?)

 

とりあえず、当日は忘れないようにしておこう!

 

 

 

 

今回はだいぶ長くなってしまいました。

 

書くことで頭が整理され深掘りできたので、止まらなくなってしまいました(笑)

でもそのおかげで覚悟を固めることができたので良かったです。

ここまで物騒なことになる可能性は流石に低いかと思いますが、覚悟があるのと無いのではきっと大違いでしょう。

心を整えて、直談判の直前にはこの記事を読んで、大事なものを見失わないようにしたいと思います。

 

では、いつも読んで下さってありがとうございました!

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